プレビューモード

【400本限定】これぞイケオジが待ち望んだ理想系。 FORZAファン200人以上の声で作った頂上軍パン爆誕です!

 まだかまだかと首を長くしていた皆様、大変長らくお待たせいたしました!

「大人が履ける軍パンを作ろう」というコンセプトのもと、ミリタリー&ヴィンテージ好きのO坪が主体となり、フォルツァスタイル読者と一緒に作った軍パンがとうとう完成!!

「フォルツァ読者が待ち望む軍パンとは」を正確に把握するためにアンケートを実施。さらには動画に寄せられた106通のコメントを分析した結果、出来上がったのが、こちらの「頂上軍パンF.S.25」なのです!

ユーロミリタリーの名作カーゴを、イケオジ視点でアップデート

まず、アンケート結果をもとに選んだベースとなるモデルは、近年人気の高まりが著しいユーロヴィンテージのなかでも、名作と名高いフランス軍のM-47カーゴパンツ!

こちらはO坪が所有するヴィンテージのM-47。トップボタンがシングルのため
後期型に分類される個体です。
あらためてM-47についておさらいしておくと、M-47は第二次大戦でともに戦ったアメリカ軍の装備をもとにフランス軍がアレンジしつつ1947年に誕生し、60年代まで使われたモデルです。

リプロダクションにあたっては前期型と同じダブルボタンのフロントを採用。
こういう「何故!?」と思う凝った作り込みがユーロヴィンテージの良さですから。
これはユーロヴィンテージに共通する魅力でもありますが、徹底的に合理的な作りを追求するアメリカ軍と違って、テーラーリングの歴史を備えるユーロミリタリーは「なんでそんな凝った作りなの?」と驚くほどの設計がされているもの。その作り込みぶりは、かのマルタン・マルジェラがアーティザナルコレクションでモデルにM-47に裏返して穿かせただけでランウェイを歩かせた、というエピソードからもお分かりでしょう。

「当て布なんか外から見えないし……」なんてことは差にあらず。
たとえ内側に施された仕様だとしても全体の重厚感に大きな影響を与えることは、
スーツ好きの皆さんならよく分かるはず。
もちろん、本作でもその作り込みは完備。別布によるクロッチの補強や二枚重ねのポケットフラップなど、マルジェラが惚れ込んだ作りは健在です。深すぎて物を取り出しにくいフロントポケットのスレーキは浅めに変更するなど、オリジナルを普段穿きしているO坪ならではの視点から改良が施されております。

ヴィンテージと頂上軍パンを重ねてみるとこの通り、ワタリから裾までグッと絞られています。
右の大坪が持つヴィンテージと比べて見ればサイズ以上にスッキリと見えることがお分かりかと。
では、他にはどこが変わったのか。まずひとつめはシルエット。アンケートではスリム派とファット派でほぼ同数でしたが、やはりオリジナルのM-47はイケオジが普段の着こなしで穿くには若干太め。そこでワタリから裾にかけて少しテーパードをかけることで、ジャケットにもしっくりと合うスッキリとしたシルエットを手に入れました。

サイドポケットのマチをなくしてスッキリとしたシルエットに。

美シルエット計画はそれだけではありません。
オリジナルでは大きなマチ付きポケットが付いてましたが、ぶっちゃけ現代生活でこの容量は不要。むしろ携帯を入れたりすると膨らむうえに、ジャケットの裾捌きの邪魔になるということでマチなしに変更。さらにヒップポケットもフラップ付きから玉縁ポケットにすることでバックシャンな後ろ姿を実現しております!

使用する生地は膨大なサンプルのなかからやっと見つけた、こだわりの日本製ヘリンボーンツイル。オリジナルはダック地かと思うほどガチっとしたヘリンボーンツイルが使われていますが、O坪いわく「夏場で穿くのは正直キツい」とのこと。
軍パンは夏こそ穿きたいアイテムでもあるため生地のオンスは落としつつ、40年代のミリタリー物で使われていたVAT染料で染め上げられることで“本物”の雰囲気を演出しております。

ヒップポケットは、右側のみのシングル。フラップを排除してかた玉縁でモノの出し入れがしやすい仕様に。

ちなみにワンウォッシュの状態でお届けになるものの、到着後に洗濯をするともう少し縮みが表れます。実は縮率のある生地とVAT染料の組み合わせも頂上軍パンのキーでして、そのおかげで穿いているうちに縫製部分にパッカリングが表れ、堅牢性に優れたVAT染料の生地の表面にアタリが出ることでリアルな穿き込み感と立体感が手に入る、というワケなのです。

「F.S.25」 = 「FORZA STYLE 2025」。2025年モデルを意味する。
オリジナルの軍パンではタグ部分にステンシルでサイズ表記が入るのですが、それを模した形でスペシャルロゴをセット。O坪いわく「専用の染料とハンコで手押しするため、ひとつひとつ微妙に表情が異なりますよ」とのこと。

カジュアル、エレガント、ジャケットスタイルにイタリアンまで。
オジーズを格上げしてくれる美シルエットな軍パンのコーデ

それではこの自信作の軍パンをオジーズたちはいかに穿きこなすのか。
その着こなしを拝見してみましょう!

166cm/62kg、Mサイズ着用
まずは発起人であるO坪のコーディネートはオリーブドラブとネイビーの2コーデを披露。オリーブは普段から着ているコーデの延長線上で、正統派アメカジなコーディネート。紺ブレやレジメンタルタイと合わせればフレンチアイビーなツイストだって可能です。
ネイビーは正統派なフレンチマリンの着こなしを披露。やはりスッキリとしたシルエットのため、カジュアルな着こなしでも子どもっぽくならないのが魅力です。

172cm/61kg、Mサイズ着用
そして荻山はヴィンテージバラクータと組み合わせてアースカラーで表現した大人のカジュアルスタイルに加えて、中にウエスタンシャツを差したネイビーのトーン・オン・トーンでスタイリング。ショート丈のトップスと軍パンの相性の良さは言うに及びませんが、ジャケットと組み合わせた時も美しいシルエットなのはカーゴポケットのマチを省いたおかげなのです。

178cm/79kg、XLサイズ着用
谷中は黒シャンのワークシャツ&ショップコートで春先から秋口まで活躍するエレガントスタイルを構築。ごま塩カラーのシャンブレーという風合いにパンチのあるトップスを取り入れても負けない足腰の強さはディテールフルな軍パンだからこそではないでしょうか。

174cm/74kg。XLサイズ着用
最後に諸澤はイタリア的解釈のアメリカンミリタリースタイルで艶っぽく。ミラノの名店エラルチンクアンタチンクエ製のムートン・アヴィエイタージャケットにニットとデニムジャケットを重ね着し、男らしく仕上げました。考えてみればレイヤードもミリタリー的なアプローチ。レイヤードするほどに映える1本でもあるのです。

さて、気になる販売時期と価格は以下の通り。
毎回数十時間で売り切れるプレミアアイテム化していて恐縮ですが、今回も確保できたのは200着のみ。もちろんジャッコーネに紺ブレと先行して販売したアイテムたちとも相性抜群につき、気になる方々はオーダー開始までスタンバイをお願いいたします!

■販売時期
2025年2月28日(金)14:00〜3月13日(木)14:00まで(売り切れ次第終了)
■お届け時期
2025年 6月中旬~7月中旬頃
■販売価格
2万9700円(税込み、送料込み)
■カラー
オリーブ、ネイビー
■サイズ
S、M、L、XL
■素材
コットン100%
■限定数
各色200着
■製造国
生地:日本、縫製:中国