【8月21日正午オーダー開始】「これ、究極でしょ…」干場が絶句した「3Dドレスパンツ」 快適✖️美シルエット✖️メンテナンスフリー「世界屈指の技術がまさかの3万円台で!」
2025/08/21イケオジの基本アイテム、グレースラックスは何本持っていても困らない。シーズンや着こなしを問わずどんなスタイルにもフィットしてくれつつ、着こなしを格上げしてくれるものだから。シルエットや色味、フランネルにサマーウールといった素材ごとにバリエーションを用意しておくのがベストではあるけれど、予算にもクローゼットにも限りがあるもの。
そこで「どれかひとつだけをワードローブに加えるならば」という問いに対して、自信を持って「コレ」と言える1本をFORZA STYLE ONLINE STOREが総力を挙げて作り上げました。
名付けて「3Dドレススラックス」。究極のスタンダードと言える1本が完成に至るにはポケットの深さからシルエット、プリーツの仕様といった細部まで干場編集長が何度もダメ出し、試行錯誤を繰り返したのです。
諸澤が気絶するかと思うほどの苦労を経て出来上がったのは、イタリア製の希少素材を使用することで、チノーズのように気軽に穿けてスウェットパンツのように快適。しかも日本の縫製職人の匠技のおかげで極めてドレッシーに仕上がったドレスパンツ。まさに和洋折衷。FORZAの真骨頂ともいうべき、自信作。前回ベルウィッチとのコラボレートして大好評だったグレースラックスですが、今回の匠シリーズの3Dドレスパンツはまったく違うアプローチで可能性を極限まで引き出しました。その凄さをぜひご堪能ください!
巨大メゾンも請け負う、イタリアの老舗ミルが作り出した「発明品」
まず、生地に選んだのは、1900年にロロピアーナ社が母体となって設立した生地メーカーにして、イタリア三大紡績メーカーに数えられる巨大ミルでもあるトレーニョ社。
もともと原毛の買い付けから紡績、染色、織布工程までを一貫しておこなう織元である同社。そのため常に新しい生地の研究開発をおこなっているのですが、その最高傑作にしてトレーニョ社を代表する名作生地が、今回3Dドレスパンツで使用した「3Dウール」なのです。
その名の通りウール93%にポリウレタンを7%混紡することで縦に15%以上、横に20%以上の伸縮性を実現しつつ、ウール100%のナチュラルストレッチでは不可能なほど高い回復性を保持。そのため、穿いても穿いてもシワが自然と伸び、膝抜けもしにくいという非常にリラックス&イージーな性質を備えています。
もちろん穿き心地はどんな動きにもストレスなく追従し、まるで“穿くエアクッション”とも言うべきもの。つまり新幹線や飛行機で長距離を移動しても疲れることなく、駅に降り立てば自然とシワが伸びる、まさに出張や旅行に最適な生地なのです。
しかし、「ストレッチ入りのウールは質感が安っぽいんじゃないか」
そう思う方もたくさんいることでしょうが、それは杞憂と断言します。トレーニョ社の名作生地として3Dウールがその名を馳せている理由は、ストレッチウールでありながらウール100%とまったく見分けがつかなければ、触っても分からないほどラグジュアリーな艶と質感を兼ね備えているから、なのです。
その秘密はポリウレタンの糸を包み込むように繊維の段階でウールを巻き付けるようにして糸を作っているから。そのため生地の表面に見えているのはウールのみなのです。
そして、それほど手の込んだ紡績をおこないながらも、糸の番手は2/61と極めて繊細。そんな糸を用いて295g/mのしっかりとした肉感の生地に織り上げることで、3シーズンかつデイリーに着たくなる極上のファブリックが完成しています。
ちなみにトレーニョ社が歴史があるにもかかわらず、ロロ・ピアーナをはじめとした著名ミルと比べて知名度が低いのは、同社がテーラーやサルトリア向けに生地を供給するのではなく、著名コレクションブランドやデザイナーへ生地を提案・供給してきたからBtoB企業だから。
生地メーカーのなかで「良い生地ができたら、まずアルマーニに持っていけ。どれだけ高くてもかならず使ってくれる」と言われているのは服飾業界の定説なのですが、今でもトレーニョ社の上顧客のひとつがアルマーニ。トレーニョ社の新素材開発への熱意と実力のほどが分かるエピソードであり、そんな同社の主力生地が3Dウールというわけなのです。
日本の匠だからこそできた「3D」の最大活用!
そんな3Dウールにもひとつだけ難点があります。
それはストレッチ性に優れるがゆえに、仕立てが極めて難しいこと。
通常、スーツやスラックスを仕立る際には「クセ取り」といって真っ直ぐな生地に生地に何度も丁寧にアイロンをかけながら曲げていくことで、人体に沿った立体的なシルエットを作っていく工程があります。
しかし、ストレッチウールはその伸縮性の高さゆえにクセ取りをおこなうことが非常に難しく、どれだけパターン設計でカーブを付けたとしても、工場の職人が「こんなことはできない」と現場判断で直線に修正して仕立ててくるほどなのです。
だからこそ、一般的に「ストレッチウールは仕立て映えしない」という先入観があります。
ですが、今回の3Dドレスパンツを穿いた姿をみれば、この通り。まるでイタリアのサルトリアで仕立てたかのように軽やかでありながら、シャンとした目鼻立ちをしてるではありませんか。
その仕立て映えを実現するために諸澤が選んだ生産背景が、今では希少な国産トラウザーズ専業の縫製ファクトリー、長野アルプス。
生地の厚みや素材の特徴に合わせて調整ができるよう、自動裁断機ではなく手作業での裁断をおこなう。そして、機械によるプレスではなく、手作業によって立体的に仕上げるアイロンワーク。同社では自動化・省略化が著しい現在の服飾業界においても、昔ながらのテーラリングを守り、実直そのものな仕立てをおこなっています。
同社が創業した1972年は縫製工場がアジアへ移転しはじめる激動期。創業当初は大量生産の安価なトラウザーズに押されて苦戦を強いられましたが、そんななかで同社が生き残るためにとった対策は、徹底的に手仕事を主体とした生産体制へシフトすること。
その結果としてオーダーパンツの縫製の依頼が舞い込むようになり、今では既成服と注文服の割合が半々となっているそう。つまり、もしあなたが高級テーラーでスーツを注文をしたのなら、そのトラウザーズは長野アルプスが作っている可能性が高い、ということでもあります。
今回、トレーニョ社の3Dウールを採用するにあたって、同社でなければこの難しい生地を納得できるクオリティで縫うことはできない、と諸澤が判断したのはそのためです。
その長野アルプスのこだわりは、番長河井と諸澤が現地で確認してきましたので、詳しくは動画をご参照あれ!
長野アルプスの匠の技によって実現したのは、立体的にヒップに寄りそうように仕立てられたウエスト。ウエストバンドをサイドから見てみればわかるように、前下がりのフロントから美しいカーブを描いてヒップを覆うように仕立てられていることがお分かりかと。
このウエストバンドのカーブこそがドレスな仕立て映えと極上の着心地を実現するキーポイントであり、長野アルプスではないと実現することができないディテールなのです。
平置きにしてみれば、ヒップ部分にはゆとりを持たせつつ前下がりになったウエスト部分がよりはっきりと分かるでしょう。一見すると簡単そうに見えますが、このパターンをストレッチウールで実現できるのは困難を極めます。
また、ウエストバンドのなかに込められた芯地も、数百あるなかから伸縮率と堅牢度を鑑みて諸澤がベストなものをチョイス。
その甲斐あって干場編集長やモデルの桜井さんも「穿いた瞬間からウエストにピタッとハマった感覚がたまらない」「ヒップラインがとんでもなく美しい」と語る、極上の着心地と美脚シルエットを実現しています。
毎日のオフィスワークから休日のおでかけにも活躍してくれて、しかも毎日着たってヘコタレない究極のデイリーウェアと呼べる1本が、この匠シリーズの3Dドレスパンツ。
もし仮にこのクオリティのパンツにイタリアンブランドのタグが縫い付けられていたら6万円台、ナポリのサルトリアで仕立てたならば8万円台はくだらないにも関わらず、驚きの4万円を切る価格帯を実現できたのはForza styleだからこそ。
ただし、これほどこだわり抜いた素材と生産背景ゆえに、なんとか確保できたのは各色100本のみ。今回も取り合いになること必至なアイテムにつき、気になった方は即オーダーが吉。人生をもっとリッチにしてくれること間違いなし。究極の3Dドレススラックスの着心地をぜひご体感ください。
■販売時期
2025年8月21日(木)正午12:00~9月3日(水)13:00
■お届け時期
2025年12月下旬~2026年1月下旬頃
■販売価格
39,600円(税込み、送料込み)
■カラー
ライトグレー/ミディアムグレー 2色
■サイズ
S・M・L・XLの4サイズ
■素材
生地:ウール93%・ポリウレタン7%
製造:日本
■限定数
各色100着